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- 2020.11.24 【退団選手のお知らせ】
- 6名の選手が、2020年シーズンをもってヴィクトワール広島を退団することとなりました。
これまで応援くださり、ありがとうございました。
共に戦ってきた選手の退団は寂しくもありますが、各選手の新しいチャレンジを応援いただければ幸いです。
今後の活動場所等については移籍先チームの発表をお待ちください。
〈退団選手〉
白川幸希選手
原田裕成選手
冨尾大地選手
中川智選手
真鍋諒太選手
大塚航選手
《白川幸希選手》
みなさんこんにちは。
この度チームからの発表の通り、今季をもってこのVICTOIRE広島を退団することになりました。
大学受験を失敗して1年間の浪人。結局希望していた大学に入学することはできませんでした。夢中になると1つしか見えなくなってしまう私はその大学しか見ておらず失意のどん底へ。いろんなフラストレーションから何も考えず走りまくっていました。そして大学に入学した4年前に私は中山監督に拾われました。
実業団レースの最下カテゴリーのE3から一つ上のE2に上がりたての私は正規メンバーではありませんでしたが、中山監督は私にUCI国際レースのtour de 熊野を走るチャンスをあたえてくださりました。それがきっかけでチームへの正加入が決まりました。初日のプロローグは2番目出走で一瞬ホットシート(暫定トップの待機場所)に座り、ぶつかり合いながら位置をキープした1stステージ、動画の中でしか見たことがなかった憧れの入部正太郎選手と阿部嵩之選手たちと登った2stステージ。そしてリタイアになった最終ステージはキツすぎて記憶がありません。(笑)
あの時のレースは今までの中で1番印象的で、自分自身の目指す方向が見えたような、意識が変わるレースでした。
その後、大学の夏休みを広島の寮で過ごし克磨さんと練習した夏。それまでただ走るだけ、山を全力で登るだけ、気持ちだけで走っていた私はメニューをこなすようになりました。そして秋吉台の5着。ラッキーな展開と逃げ集団に連れて行ってもらう形で当時チーム最高順位でゴール。
タイ合宿で覚醒し西日本チャレンジロードで2着に入った2年目。そこをピークに不調の沼へドボン。ピュアホワイトジャージにも届きそうで1度も届かなかった。この年にいつも僕を助けてくれるよっしーさんが加入。それからいつも助けてもらいっぱなし。全然恩返しができていない。この年は大塚さんと順成さんとベルギーにも行った。そしてヨーロッパで走りたいと思った。さらにこの年の10月に連続ブログ小説『みどりのヤエバオー 』の第一話が始まった。あれはとにかく書くのが辛かった。あんなの始めなきゃよかったと後悔した。(笑)
中川さんに練習を見てもらい始めた3年目。チームで動けるようになってきた。少し余裕ができて無駄に動き、大事なタイミングで動けないことがしばしば。ピュアホワイトジャージも結局一度も着られず。でもU23最後の全日本選手権はかなりいい感じだった。そして順成さんがチーム初優勝。嬉しいけど少し悔しかった。次は僕だって思ってトレーニングに励んだ。あとこの年の6月に連続ブログ小説『みどりのヤエバオー 』が完結しました。(笑)
そして迎えた4年目。自身の最高順位を塗り替える、そして2人目の優勝者になると意気込んで挑みました。しかし今年は新型コロナウィルス感染症の大流行で異例のシーズンに。チームもなかなかまとまって動くことができず。私自身も逃げにチャレンジする事なく、なるべく最後に備える走りに切り替えましたがまだまだ力不足で苦しいシーズンになりました。それでも活動を支えてくださっているスポンサーの皆様やサポーターの皆様は私たちを見捨てることなく応援してくださいました。
皆さん本当にありがとうございました。
ここには書ききれませんが他にも沢山の事がありました。楽しいことも苦しいこともありました。沢山の思い出が詰まったこのVICTOIRE広島というチームを離れるのはとても悲しいです。しかし私のゆくゆくの目標はヨーロッパでレースを走ることです。大学を卒業して自転車選手として活動する上で、ここは一つ心機一転心を入れ替え新天地で広い視野でいろんな世界が見てみたいと思いこのような決断になりました。本当に悩んで悩んで考えて選んだ道です。チームに恩返しができないまま退団する形となり本当に申し訳ございません。また、いつも全開で走れるようにサポートしてくださったスポンサーの皆様、応援してくださったサポーターの皆様、そして中山監督をはじめとするチームの皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私の挑戦はまだまだ続くので、もしよろしければこれからも応援してくださればと思います。本当にありがとうございました。
《原田裕成選手》
原田裕成は、2020年12月31日をもちましてヴィクトワール広島を退団することといたしました。
入団してからは、中四国最大の都市である広島を拠点にレースを転戦してまいりました。コロナ禍ではありましたが、広島県民をはじめ全国の皆様の熱い応援が力になりました。
個人としては、ロードレースではチームには戦力的な期待をされていましたが、過去最悪の状態で1ミリも良い走りをする事ができませんでした。苛立つ日々もありましたが、この経験を来シーズンに活かして活動を続けて行きたいと思います。
チームはまだまだ発展途上でありますので、皆様の応援が力になります、これからもヴィクトワール広島をよろしくお願いします。
《冨尾大地選手》
発表がありました通り、今シーズンを持ちましてヴィクトワール広島を退団することになることになりました。
今年はチームランキング4位をチーム目標に、JPT 1勝を個人目標に活動してきました。しかし、結果は程遠く、個人、チーム両方で不甲斐ない結果の連続でした。そんな中でも変わらず応援してくださったファンの方々、様々な面からご支援いただきましたスポンサー様、サプライヤー様、本当にありがとうございました。
レース活動や社会貢献活動等を通じて多くの学びと課題を得ることができました。来シーズンも競技を続けるので、今年達成できなかった1勝を目標に精一杯頑張りたいと思います。
1年間という短い間ではありましたがありがとうございました!
《中川智選手》
皆さんご無沙汰しております。
チームに在籍して3年が経ちました。当初は同世代と若手が入り乱れておりましたが、近年クラブチームの走り方からプロとしての走りへと選手たちが意識が変わり 広島で住む選手がイベント等盛り上げてくれる為、スポンサー様、サポートして下さる方、ファンの皆様に より応援して頂けるチームになって参りました。
そんな中、イベントへのお手伝い等出来ない奈良に住みながらチームで走らせて頂いておりましたが、今後の若手のレースの機会を自分が出て減らす事なくよりチームが進歩して貰えるよう この度は退団と言う気持ちとなりました。
多方面から色々サポート頂いて大変有難い三年間でした。自分もまだ進歩を志してレースはやって参ります。短い挨拶となりましたがありがとう御座いました。 何か面白い事やって行きますので今後とも応援宜しくお願い致します。
アルコール鬼ぃさん
あ!間違えた!
中川 智
《真鍋諒太選手》
今シーズンをもって、VICTOIRE広島を退団する事になりました。
今年は2月に事故に遭い、コロナウィルスの 影響でレースが開催されるかどうか分からない状況で、大変なシーズンでしたが、スポンサー様や応援して頂いてるファンの皆さまに沢山支えて頂いた事で今年活動する事ができました。
来年は他のチームに移籍しての活動になります。1年間と短い時間でしたが、本当にありがとうございました。
《大塚航選手》
今年再びヴィクトワール広島で走る事ができ、本当に多くのファンの皆様に愛されているチームなのだと再認識しました。
念願の広島移住ができ、コロナ禍で少なかったけれどもイベントではファンの皆様とふれあうことができて、とても良い時間が過ごせました。
来期は違う環境でロードレースを走りますが、お会いした際ににはまたお声がけ頂けましたら幸いです。応援してくださりありがとうございました!