VICTOIRE HIROSHIMA(ヴィクトワール広島) ▶ 2024.10.19 【宇都宮ジャパンカップクリテリウム 結果】

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2024.10.19 【宇都宮ジャパンカップクリテリウム 結果】
本日10/19(土)、栃木県宇都宮市にて『宇都宮ジャパンカップクリテリウム』が行われました。ヴィクトワール広島からは、ベンジャミン、レオネル、柴田、久保田、ホセ、中村の6選手が出場し、2.25km×15=33.75kmのレースを戦いました。
 

スタート直後に強力な5名の逃げができ、追走がジョインして11名になった逃げ集団はどんどん集団との差を広げていきました。逃げに加わったのは、UCIワールドチームとUCIプロチームのみで、日本のチームからは誰も乗れず。優勝者の平均速度は48.8km/hという超ハイスピードなレースに終始しました。
4・8・12周目に設けられたスプリント賞のうち8周目をレオネル選手で狙う作戦で、久保田・中村選手が好位置をキープしていたものの、レオネル選手が合流できず。中山監督曰く「レオが上がってくるのが遅れるなど、チームワークの面で心配になる部分はあったものの、久保田と圭佑は位置取りを作るのが上手くなってきたなと頼もしく感じるレースではありました。圭佑はずっと良い位置取りをキープできていて、天性のものが素晴らしいなと改めて感じました」。

また、今季限りで監督を退きチームGM業に専念することを発表している中山監督は、レース全体を俯瞰して、今後取り組むべき課題にも言及しました。
「ワールドツアーが強すぎて、日本のどのチームも戦えていなかったのが現状です。ヴィクトワールもだいぶ強くなってきましたが、世界トップの壁はまだまだあると痛感しました。ゆくゆくはこういう場でも戦える日本人選手を育てていかなければいけないなと再認識しました。また、このジャパンカップの雰囲気や盛り上がりは、本当にすごい。広島でもこんな風景が見られるように、ますます頑張らなければいけません」


現地で、またライブ配信やSNSを通じてご声援いただき、ありがとうございました!
明日・20日(日)はUCIレース「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」(10.3km×14周=144.2km)が10:00にスタートします。引き続き応援をよろしくお願いいたします。


〈中村圭佑選手 コメント〉
ワールドツアーのチーム相手にゴール勝負を挑んでも勝ち目はないだろうということで、周回賞、中でも3回中2回目の8周目を狙いにいこうというプランでした。それが最低限の目標で、もちろんゴールも狙うつもりでしたが、序盤で逃げができて周回賞どころではなくなってしまったので、そこからは、できるだけ良い位置をキープしてゴール勝負をする作戦に変更しました。最終周のバックストレートで、久保田さんと良い位置にいてスプリントできる状態だったんですが、格の違いというか、やっぱりワールドツアーチームのパワーは凄すぎました。あんなに速いクリテリウムを走ったのは初めてです。でも、個人としては、ワールドツアー相手でもぜんぜん位置取りできるなとは思いました。明日はどうなるかわかりませんが、体はそんなに疲れていないし、コンディションもいいので、できる限りしっかり走りたいと思います。一昨年3位だったベンさんも調子良さそうですし、期待してください!
今日は遠方から駆けつけてくださった方もたくさんいて、地元の宇都宮ブリッツェンの選手からも「ヴィクトワールのファン多いね」と言われるほどでした。すごく嬉しかったです。僕たちがレースをできるのもファンの方のおかげなので、本当にありがたいです。明日も応援よろしくお願いします!


〈リザルト〉
1位 トムス・スクインシュ リドル・トレック 41:32
2位 マウロ・シュミット チーム・ジェイコ・アルウラー +0:00
3位 アントワン・ユビー スーダル・クイックステップ +0:00

27位 中村圭佑 ヴィクトワール広島 +0:21
57位 柴田雅之 ヴィクトワール広島 +0:21
58位 ホセ・カスティーヨ ヴィクトワール広島 +0:21
74位 久保田悠介 ヴィクトワール広島 +0:30
80位 ベンジャミン・ダイボール ヴィクトワール広島 +0:34
87位 レオネル・キンテロ ヴィクトワール広島 +0:37