VICTOIRE HIROSHIMA（ヴィクトワール広島）

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2024.11.10　【ツール・ド・おきなわ2024　中止】

本日11/10（日)、沖縄県北部・やんばるでの『ツール・ド・おきなわ2024』は、予定時刻通りにスタートしましたが、わずか15分ほど走行した後、残り36.6km地点でレースがストップ。コース上に冠水があるなど状況悪化のため中止となりました。
　

大雨と土砂崩れ等の影響でコースが変更され、レース距離が200kmから50kmに短縮されることが前日に発表されました。
ヴィクトワール広島からは、ベンジャミン、レオネル、柴田、久保田、中村の5選手が出場。シーズン最終戦であり、中山監督のラストレースでもあることから有終の美を飾りたいところでした。「短い距離だから全員で戦っていこう」とスタートラインにつきました。

序盤からアタック合戦が続く中、レオネル選手が果敢に逃げを試みる場面もありましたが、スタートから13kmあまりで中断、そのままレースキャンセルとなりました。

これをもって2024年の全レースが終了しました。シーズンを通してのご声援、ありがとうございました。
来季も、応援よろしくお願いいたします！！


〈中山監督 コメント〉
レース中止は残念でしたが、天候に左右される競技ではあるので仕方ないですね。
今シーズンは、ベンさんが国際レースで優勝し、国内でも南魚沼で優勝したり、レオが地元大会で優勝してくれたり、小野寺がスタートダッシュでリーダージャージを着てくれたりと、悪くない１年だったと思います。
2015年にチームを立ち上げて、監督として色々な選手といいことも悪いことも共有してきました。時には厳しいことを言わなければいけないこと、苦しい決断をしなければいけないこともありましたが、常に真摯に対応してきたつもりです。「もっとこうしておけば」という後悔もゼロではありませんが、悔いなくやらせていただけたと思っています。ファンやスポンサー、チーム関係者の皆様に支えていただいたおかげなので、本当に感謝しています。選手たちにも弱い時から一緒に戦ってもらい、念願だった広島クリテリウムでの優勝も味わわせてもらえて、いい監督人生でした。
正直、まだやりたい気持ちもありますが、来季からは新体制でより良いチームになっていきたいと思っています。末長く応援していただけますよう、よろしくお願いします。

〈柴田選手 コメント〉
チーム右京の選手がまとめていたので、なかなか逃げが決まらないだろうなと思いつつ、まとめている選手が消耗してきたタイミングで動こうと、状況を見ながら走っていました。レース前も土砂降りだったので「大丈夫かな」と思っていましたが、案の定、中止となってしまいました。UCIポイントが取れたら来季のポイントとして加算される大事な大会だったので心残りではありますが、こればかりは仕方ないですね。
今季は、チームとしては小野寺がリーダージャージを獲得したこと、レオが総合順位上位に入ることを最低限の目標に掲げた熊野でそれを実現できたことなどは良かったと思います。佐木島では日本人がしっかり展開を作って小野寺を表彰台に乗せられたので、それもチームとして意義のあることだったと思います。
個人としては、ツアー・オブ・ジャパンで落車してから体調も良くなく、難しいシーズンでした。でも中山監督から「まだまだ頑張れる」と励ましていただき、トルコ遠征にも選んでいただいて、プレッシャーもある中、UCIポイントも獲得できたので、それは大きかったです。わずか３ポイントでしたが、UCIレース出場権を３ポイント差で争っているチームがいるという話を聞いて、決して小さいものではなかったんだなと思えました。チャンスを掴むために、常に最善を尽くさなければいけないということを示せたのは良かったです。
今季も応援ありがとうございました。もう今は体調もいいので、１回休んで、また来年も頑張りたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします！