VICTOIRE HIROSHIMA(ヴィクトワール広島) ▶ 2025.5.11 【ツール・ド・熊野 第4ステージ 太地半島周回コース 結果】

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2025.5.11 【ツール・ド・熊野 第4ステージ 太地半島周回コース 結果】
本日、和歌山県にて開催されたツール・ド・熊野 第4ステージ「太地半島周回コース」に、孫崎、ベンジャミン、レオネル、白川が出場し、104kmで争われました。
 

 
序盤から各チームアタックの応酬で幕を開けましたが、いずれも決定打とはならず。スプリントポイントを完了した4周目に、ようやくレオネル・キンテロを含む4名の逃げが形成されました。メイン集団は、リーダージャージを擁するソリューションテック・ヴィーニファンティーニが中心となってペースをコントロールし、タイム差は1分前後で推移。
9周目には逃げ集団からニコロ・ガリッポ(JCLチーム右京)のアタックにより先頭が3名に絞られ、レオネルもここで先頭から遅れることに。最終的には逃げていた選手全員が吸収され、集団はひとつの状態に。
その中から、ベンジャミン・ダイボールが繰り返しアタックを仕掛け、攻撃的な走りで存在感を発揮しましたが、いずれも決定的な抜け出しには至らず。そのままスプリント勝負へ突入し、和歌山城クリテリウムと第1ステージを制したドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)が今大会3勝目。
孫崎は好位置からスプリントに挑むも、わずかに埋もれてしまい1秒差の8位でフィニッシュしました。

〈孫崎選手コメント〉
今日は僕のスプリント1本という方針で、チーム全員にサポートをお願いしました。このコースは逃げ切りの可能性もあるレイアウトなので、レオやベンがその対応をしてくれて、逃げからの勝利という選択肢も狙っていました。結果的にレオがしっかり逃げに乗ってくれて、集団内ではベンさんがずっと僕のために動いてくれました。
最後のスプリントでは、ラヨビッチ選手とソリューションテックの総合リーダー(マーク・スチュアート)のすぐ後ろに位置取れていたのですが、ゴール前の緩い登りで一瞬緩んだタイミングでポジションを落としてしまい、結果は8位と優勝には届きませんでした。
今日は昨日しっかり休ませてもらったおかげで、体の動きもよく、怪我の影響も全く感じずにしっかり踏めていました。脚の感触も良く、自信を持って突っ張っていける状態だったと思うので、その点は今後の課題としてしっかり修正していきたいです。
ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)では、ステージ優勝はもちろん、ベンさんの個人総合優勝をチーム全員で目指して、熊野のリベンジとなるような結果を残したいと思います。
たくさんの応援、そしてスポンサーの皆様のご支援、本当にありがとうございました。

〈西村監督コメント〉
今日のプランは、スプリントポイントの後にレオネル、ベンジャミンを含めた逃げを狙う形で進めました。計画通り、レオネルが逃げに乗れたのは良かったです。逃げの吸収後もベンジャミンが警戒すべき動きにしっかり反応し、さらにはアタックを繰り出して孫崎を良い形でサポートしてくれました。孫崎はスプリントで埋もれてしまい結果には繋がりませんでしたが、チーム全体としては非常に良い動きができていたと思います。
和歌山城クリテリウム、第1ステージと好調が続いたので期待していましたが、第2・第3ステージでは落車による影響、それも集団前方に位置取っていた中でのアクシデントだったことを踏まえると、不運だったとしか言いようがありません。中村の骨折は痛手ですが、本人もすでに復帰を見据えており、他の選手たちの士気やコンディションも非常に高い状態にあるので、次戦のツアー・オブ・ジャパン(TOJ)での活躍を楽しみにしています。引き続き応援よろしくお願いいします!

〈リザルト〉
優勝 ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) 2:28.12
2位 キム・ユロ(LXサイクリングチーム) +0.00
3位 マーク・スチュアート(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) +0.00
8位 孫崎大樹(ヴィクトワール広島) +0.01
28位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) +0.05
31位 レオネル・キンテロ(ヴィクトワール広島) +0.43
46位 白川幸希(ヴィクトワール広島)+4.07