VICTOIRE HIROSHIMA(ヴィクトワール広島) ▶ 2025.10.09 【マイナビ ツール・ド・九州2025 熊本阿蘇ステージ 結果】

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2025.10.09 【マイナビ ツール・ド・九州2025 熊本阿蘇ステージ 結果】
10月12日、熊本県で開催された「マイナビ ツール・ド・九州2025熊本阿蘇ステージ」に、ベンジャミン、エリオット、久保田、白川、中村、永井の6名が出場しました。
総距離114.85kmのコースは、本大会でも最も険しいといわれる山岳を含む過酷なものとなっていました。

 

序盤から各チームが激しい動きを見せるも、決定的な逃げは形成されず。ヴィクトワールはエリオットが前方で動きを見せ、1回目のスプリントポイントを3位通過してボーナスタイムを獲得しました。
レースはハイペースで進み、最初のKOM(山岳賞ポイント)手前で集団が2分割され、登り口でできた5名の逃げに久保田が入ったものの、KOMに到達する前にメイン集団が吸収。
その後はベンジャミン、エリオットを含む10名ほどの先頭グループが形成されますが、各チームの思惑が異なりペースは上がらず。
残り30kmでメイン集団が先頭を吸収し、集団が1つになった後は、抜け出しを試みる各チームのアタックが繰り返されるも決まらない展開が続きました。最後はドリース・デポーテル(アンテルマルシェ・ワンティ)が集団スプリントを制して優勝を飾りました。
ヴィクトワールはエリオット・シュルツが20位でフィニッシュ。ボーナスタイムを獲得したことにより、総合も14位につけています。
明日は最終日です。引き続き、熱いご声援よろしくお願い致します。

〈久保田選手コメント〉
ベンさん、エリオットの総合を大事にする上で、レース全体で、UCIポイント圏内の25位以内で終えることが一つの目標です。
その目標がある中で、今日はエリオットもスプリントポイント稼ぐことができ、彼自身がチャンスを作るために動いていました。また、エリオットが行った後は中村選手、白川選手などで対応できたと思います。
僕自身は、1回目のKOMの前にチャンスがあるかもと思い、逃げにチャレンジをすることが出来ました。
明日は中盤に3級と2級の登りがあって、それ以外は平坦のステージなので、エリオット選手や中村選手がステージ優勝を狙えるステージだと思います。
外国人2名の総合はもちろんですが、チームとしてステージでの優勝も狙っていきます。
最終日も応援よろしくお願いします!

〈西村監督コメント〉
今日のレースはベンジャミンやエリオットと同じ総合タイムの選手も多く、展開としては激しくなってくるであろうと予想しました。
レベルが高いレースですので、我々が中心となってレースを動かしていくというよりは、できることを全力で遂行しようという姿勢で臨みました。
その中でも獲得をしたかった中間スプリントでのボーナスポイント(タイムボーナス)もエリオットがしっかりと獲得をしてくれてよかったです。
日本人選手も外国人選手のサポートなどできることを全力でやろうとしてくれていることが伝わってきます。
明日は正式なリザルトを見てから今一度作戦を立てる必要はありますが、少しでもいい順位を狙うことは変わらずにやっていきたいです。
最終日も全力で頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します

〈リザルト〉
1位 ドリース・デポーテル アンテルマルシェ・ワンティ 2:35:47.88
2位 ジョフレ・スープ トタルエナジー +0:00.19
3位 へノック・ムルブラン XDS・アスタナチーム +0:00.27
20位 エリオット・シュルツ ヴィクトワール広島 +0:02.32
27位 ベンジャミン・ダイボール ヴィクトワール広島 +0:03.34
58位 久保田悠介 ヴィクトワール広島 +7:40.01
74位 中村圭佑 ヴィクトワール広島 +11:40.38
78位 永井健太 ヴィクトワール広島 +11:43.95
OTL 白川幸希 ヴィクトワール広島 
(OTLとはゴールをしたものの、タイム差によって明日の出走を認められなかった状態を指します)

〈総合成績〉
1位 キリロ・ツァレンコ ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ 5:25’09”
14位 エリオット・シュルツ ヴィクトワール広島 +2'00"
23位 ベンジャミン・ダイボール ヴィクトワール広島 +2'01"
57位 久保田悠介 ヴィクトワール広島 +15'40"
71位 永井健太 ヴィクトワール広島 +19'44"
75位 中村圭佑 ヴィクトワール広島 +23'02"