VICTOIRE HIROSHIMA(ヴィクトワール広島) ▶ 2025.10.18 【宇都宮ジャパンカップ クリテリウム 結果】

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2025.10.18 【宇都宮ジャパンカップ クリテリウム 結果】
本日10月18日(土)に、栃木県宇都宮市大通り周回コースにて開催された「宇都宮ジャパンカップ クリテリウム」に、ヴィクトワール広島から孫崎、ベンジャミン、エリオット、久保田、白川、中村の6名が出場しました。
レースは1周2.25km×15周=33.75kmで争われ、国内外のトップチームが参戦するスピード決戦となりました。


 

ワールドチーム6チームをはじめ、グランツールでも活躍する海外選手が多く出場した今大会は、短距離ながら極めてハイレベルな展開が予想されていました。
その予想通り、スタート直後から非常に激しくカオスな展開に。
1周目にはヴィクトワール広島の孫崎選手が鋭いアタックを仕掛け集団を揺さぶりますが、リドル・トレックやチューダープロサイクリングを中心とした海外勢が強力な追走を見せ、逃げはすぐに吸収。
以降も海外勢を中心にアタックが繰り返され、ハイスピードな展開が続きます。
ヴィクトワール広島勢もエリオット、中村、孫崎を中心に積極的に前方を確保。
チーム全体で位置取りを意識しながら、集団前方で勝負の機会を伺いましたが、ワールドチームのスピードと密度の高い位置取り争いの中で、思うように動けない時間帯も続きました。
決定的な逃げが生まれないまま、勝負は終盤のスプリントへ。
ラスト5周では再び中村、孫崎が前方に上がり、フィニッシュスプリントに備えました。
最後は集団スプリント勝負となり、ジョナタン・ミラン(リドル・トレック)が強烈な加速で先頭を奪い優勝。
ヴィクトワール広島はエリオット・シュルツが16位とチーム最高位でフィニッシュしました。
沿道には多数の観客が詰めかけ、宇都宮市中心部を埋め尽くすほどの盛り上がり。
選手たちは国内外のトップスプリンターたちと真っ向勝負を繰り広げました。

〈中村圭佑選手コメント〉
常にハイスピードな展開で、逃げが決まってもずっと速いままでした。
ポジション争いも厳しく、集団内での位置取りが本当に難しかったです。
前の位置をキープするために足を使ってしまい、最後のスプリントでは力を出し切れませんでした。
実際に前方で走ってみて、集団が伸び縮みするタイミングでかなり踏まされていたので、もう少し位置を前で取れていれば足を温存して最後まで勝負できたかもしれません。
明日のロードレースはチーム全員調子が良いので、エースを勝たせるために自分の役割を全うしたいと思います。
 
〈西村監督コメント〉
今日のレースは非常にレベルの高い戦いでした。
孫崎は手首の負傷もありスプリント参戦は難しい状況でしたが、周回賞を狙うというプランで臨みました。
中村とエリオットはスプリントに向けて連携し、レース中も互いにコミュニケーションを取りながら動いてくれました。
結果としてエリオットが16位、中村が18位と、厳しい状況の中でもよく走ってくれたと思います。
やはり今日のメインはスプリンター主体のワールドチーム勢。簡単ではありませんでした。
ただ、本命は明日のロードレースです。ここでしっかりと良い結果を出せるよう、チーム一丸で挑みます。
そして、今日も本当に多くのファンやスポンサーの皆様に現地で応援していただきました。
どこに行ってもヴィクトワールの旗やグッズを掲げて応援してくださる皆様の姿を見ると、本当に力をもらえます。
選手もスタッフもその応援に応えるべく、全力で走っています。
いつも本当にありがとうございます。明日のロードレースでも最高の走りをお見せできるよう頑張ります。

〈リザルト〉
1位 ジョナタン・ミラン(リドル・トレック) 0:39:58
2位 ミカ・ヘミング(チューダープロサイクリングチーム) +0:00
3位 ヴラット・ヴァン・メッヒュレン(バーレーン・ヴィクトリアス) +0:00
16位 エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島) +0:00
18位 中村圭佑(ヴィクトワール広島) +0:00
34位 久保田悠介(ヴィクトワール広島) +0:04
76位 白川幸希(ヴィクトワール広島) +0:32
94位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) +0:45
109位 孫崎大樹(ヴィクトワール広島) +1:38