VICTOIRE HIROSHIMA（ヴィクトワール広島）

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2025.11.10　【ツールドフランス さいたまクリテリウム　結果】

本日、さいたま新都心周辺にて行われた「ツールドフランス さいたまクリテリウム」に、ヴィクトワール広島から柴田・白川・中村が出場し、3.5km×17周＝59.5kmで争われました。
　

冷たい雨の中で展開されたレースは、終始ハイスピードで進み、世界トップ選手が集うクリテリウムらしいスリリングな攻防となりました。
今回現役最後のレースとなった柴田選手が、1周目から果敢にアタック。序盤の逃げに加わり、沿道から大きな歓声を呼ぶ積極的な走りを見せました。
その後、逃げとメイン集団のタイム差が縮まる場面で中村選手とパレパントル選手（クイックステップ）が鋭く飛び出し、先頭集団へ追走。さらに安原選手（マトリックス）を加えた3名が抜け出し、タイム差を広げながら中盤までレースをリードしました。
残り40kmで逃げは吸収され、そこからは各選手のアタックと吸収が繰り返される展開に。
終盤、残り5kmでヨナス・ヴィンゲゴー（チームヴィスマ）がカウンター気味に鋭いアタックを仕掛け、そのまま後続を突き放し独走フィニッシュ。冷たい雨をものともしない圧巻の走りで優勝を飾りました。
ヴィクトワール広島勢では、中村選手がメイン集団で粘り強くフィニッシュ。
柴田選手はラストラップ手前で遅れたものの、力強く完走し、現役最後のレースにふさわしい走りを見せました。

〈柴田選手コメント〉
今回が現役最後のレースでしたが、距離60km近いメインレースはとてもハードでした。その中で序盤の逃げに入り、会場を盛り上げる走りができたことを嬉しく思います。中盤以降は中村選手が山岳賞を狙う選手たちと逃げに加わり、私は後方で耐えながらレースを進めました。ラスト1周に入る前に遅れてしまいましたが、かつてのチームメイトと共にゴールできたのはとても感慨深かったです。
スポンサー、ファンの皆さまには今年で引退となりますが、本当にたくさんのサポートをありがとうございました。最後まで全力を出し切ることができ、悔いなく終えられました。これからの人生に向けて、また新たに走り出していきます。ありがとうございました。

〈リザルト〉
1位　ヨナス・ヴィンゲゴー（チームヴィスマ・リースアバイク）　
2位　ジョナタン・ミラン（リドル・トレック）＋08"
3位　カーデン・グローブス（アルペシン・デュクーニンク）+08"
12位 中村圭佑　（ヴィクトワール広島）　+12”
32位　柴田雅之（ヴィクトワール広島）　＋1'16"
37位　白川幸希（ヴィクトワール広島）　＋3'14"