自転車競技の起源は、19世紀中頃と言われています。1896年にアテネで開催された第1回オリンピックから正式種目として採用され、1903年には第1回ツール・ド・フランス開催。当時から、ロードレースはヨーロッパ中心に盛んに行われてきました。
フランス、イタリア、ベルギー、オランダなどがとくにさかんで、プロからアマチュアまでさまざまなレースが行われています。自転車ロードレースを国技としているベルギーでは5万人もの人が選手登録しています。
日本でも19世紀後半には競技会が開催されていましたが、ヨーロッパほどは盛り上がっていないのが現状。選手登録も約5000人に留まっています。とはいえ、2006年にはファンの増加や競技の認知度アップを目的としてプロツアー(当時の名称は「Jサイクルツアー」。2011年からJプロツアー)がスタートし、競技力向上と日本ロードレース界の盛り上げに一役買っています。
基本 基礎
更新日 : 2019年4月16日