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ロードレースとは

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一般的なレースの流れ

レースの規模によって出場者数は変わりますが、たとえば日本のJプロツアーなどは毎回100人ほどの選手が出場します。スタート地点は、マラソン大会のように先頭ラインから最後尾まで、何重にも選手たちが並びます。

スタートの合図で一斉に出走すると、大抵は序盤に集団から飛び出して先行しようとする選手が現れます。何人かが追随して「逃げ集団」を形成したり、集団に飲み込まれたりしながら、アメーバのような動きを繰り返します。

少人数で前を走るのは風の抵抗が大きくて不利ですが、逃げ切り優勝のチャンスがあるほか、メイン集団にいるチームメイトが有利になります。また、序盤に逃げることで目立ち、自分だけでなく、所属チームやそのスポンサーをアピールすることもできます。
逃げるメリット

逃げ集団に強い選手が入ると逃げ切り優勝の可能性が高くなるため、後ろの集団は、逃げた選手たちを吸収して再び1つのかたまりになろうと、ペースを上げて追いかけます(逃げを容認しない、逃げを潰すなどと表現します)。

一方、それほど実績のない選手が逃げた場合は、逃げ切りの可能性は低いため後ろの集団は逃げを容認します。

レースは多くの場合、逃げ集団とメイン集団が一定のタイム差を保ったまま進んでいきます。数的優位のメイン集団はいつでも逃げ集団を吸収することができるため、のんびりモードがしばらく続きます。レースと関係ない話をしていることもあるようですが、戦況を見極めたり状況を把握するため、常にアンテナは張っています。

距離も時間も長いロードレースでは様々な駆け引きが行われ、選手たちは高速でペダルを回しながら、常に頭の中もフル回転させています。

多くの場合、動きが出るのはレース終盤。ゴールに向けて各チームが一気に動き始めます。

スプリント(ゴール前のスパート)勝負で勝ちたいチームは、逃げ集団を吸収してメイン集団と1つの固まりになるよう動いたり、エースを連れたアシスト選手がメイン集団から飛び出して、エースがラストスパート(スプリント)しやすいよう位置取りをしたりします。ギリギリまで風よけとなってエースを運ぶアシスト役の選手は、「発射台」と呼ばれます。

逃げ集団にチームメンバーがいて、その選手に逃げ切り勝ちをさせたいチームは、そうした動きを封じるように動いて、逃げている選手をアシストします。逃げている選手は、追撃を避けて逃げ切れるよう、さらに加速をしていきます。

早々に逃げ切り勝ちが決まった場合を除いて、ゴール直前は最も激しくレースが動く局面です。それまでに打たれた様々な布石がここに集約されます。劇的な幕切れを、お見逃しなく。

基本 基礎 見所 見どころ

更新日 : 2019年4月16日